【文京区】マンションの購入相談に対応！マンション購入に必要な諸費用とは？

どのような資金が必要か？

マンションそのものの購入費をはじめ、物件の引き渡し時や入居後にかかる費用などがあります。そのため、文京区で中古マンションを購入する際は、事前に諸費用を整理しておくことをおすすめします。費用の内訳は以下のとおりです。

購入にかかる費用

まずは購入時に必要な費用を見ていきましょう。

• ・手付金
• ・仲介手数料（半金の場合もあり）
• ・印紙税

手付金は、売買契約時に必要となる費用です。物件価格の5～10％で設定されていることが多いです。また、不動産会社に支払う仲介手数料もあります。こちらも手付金と同じく、売買契約時に支払います。物件価格400万円以上の中古マンションを購入する場合、仲介手数料は「物件価格の3％＋6万円＋消費税」が上限です。具体的な金額は不動産会社や物件価格などで変わるため、確認することがポイントです。

引き渡し時にかかる費用

引き渡しの際には以下のような費用がかかります。

• ・住宅ローンにかかわる費用
• ・管理費や修繕積立金の清算金
• ・固定資産税・都市計画税の清算金
• ・登記費用
• ・必要に応じて仲介手数料

住宅ローンに関する費用は、印紙代や手数料、保証料、火災保険料などがあります。管理費などは毎月支払うため、引き渡し日からの日割り分が該当します。また、登記を司法書士に依頼する場合は、司法書士報酬も必要になります。

入居後にかかる費用

引き渡しが完了し、実際に入居した後は以下のような費用がかかってきます。マンション購入に必要なトータルの費用と認識しておくと、資金計画が立てやすくなるでしょう。

• ・不動産取得税
• ・固定資産税・都市計画税
• ・管理費・修繕積立金
• ・リフォーム・リノベーション費用
• ・引っ越し代
• ・家具・家電代　など

引っ越しにあたって必要となる家具・家電の購入費用も含めれば、非常に多くの費用がかかることがわかります。固定資産税・都市計画税は、毎年1月1日時点でマンションを所有している方に課せられる税金です。引き渡し日からその年の12月31日までの分を支払います。マンション購入後は、翌年からその年分の固定資産税・都市計画税の通知書が4月頃に送付されます。時期が重なると出費が増えるため、事前に確認しておくことをおすすめします。

価格はどう決まる？

マンションの価格は築年数や立地、建物の状態、環境、設備などの要素によって変動します。文京区でお得に中古マンションを購入するためには、価格がどのように決まるのかポイントを理解しておくことが大切です。

基本は築年数

特にチェックしたいのは築年数です。築年数はマンションの価値を大きく左右します。マンションは完成してから徐々に価値が下がっていき、10年でその価格は半額まで落ち込みます。その後は緩やかに下落していき、築20年以降をめどに止まるという仕組みです。そのため、築20～30年の中古マンションなら、比較的安く購入できるでしょう。文京区で中古マンションを購入するのであれば、築20～30年程度のゾーンがおすすめとされているのです。

立地条件

間取りや階数、水回り、セキュリティなどの各種設備、共用施設、そして周辺環境です。駅からのアクセスの良さ、生活に便利な周辺施設の充実度などによって中古マンションの価格は上下します。文京区なら、主要駅である御茶ノ水駅や飯田橋駅からアクセスしやすい物件は、価格が高い傾向です。

その他の外的要因

価格の決まり方のポイントとして、経済や行政の動向などの外的要因もかかわってくるという点です。例えば、行政が中古マンション購入に力を入れており、マンション購入希望者向けに補助金を出していることもあります。そういった時期はマンションが売れやすくなるため、価格にも影響が出るのです。また、引っ越しシーズンはマンションや戸建ての売買件数が増えます。実際に、引っ越しシーズンを狙って高値で売却する売主は少なくありません。ほぼ同じ条件の物件が売りに出される時期なので、価格も変わります。

手数料の仕組みと支払いのタイミング

文京区で中古マンションを購入する場合、まずは不動産会社に仲介を依頼することになります。

仲介手数料とは？

不動産会社に支払う仲介手数料は、仲介を依頼するのに必要な費用です。不動産会社は物件購入にあたって、売主と内見のスケジュール調整をはじめ、価格や引き渡し時期などの交渉を行います。売買手続きの成功報酬に当たるのが仲介手数料なのです。このため、基本的に売買契約が成立しなければ、仲介手数料を支払う必要はありません。

仲介手数料はいくら？

仲介手数料は、物件の購入価格によってパーセンテージで変動する仕組みです。上限は物件価格の「3％＋6万円＋消費税」になります。この金額はあくまで上限なので、不動産会社によってはもっと安く仲介手数料を設定している場合もあります。文京区で中古マンションをお得に購入するなら、仲介手数料の安い不動産会社を見つけることも大事なポイントの一つです。

支払いのタイミング

仲介手数料を支払うタイミングは、不動産会社によって様々です。主に以下のようなパターンがあります。

• ・売買契約時に一括
• ・売買契約時に半金、引き渡し時に半金
• ・引き渡し時に一括

基本的に、どの不動産会社も引き渡しまでに仲介手数料の支払いが必要になることがほとんどです。多いのは、売買契約時に一括、もしくは引き渡しまでに半金ずつ払うパターンとなります。支払いのタイミングについては、前もって不動産会社に確認しておきましょう。

中古と新築の違いは？

中古マンションと新築マンションでは、仲介手数料はどのように変わってくるのでしょうか。

新築マンションは仲介手数料がかからない

結論からいうと新築マンションの場合、基本的に仲介手数料はかかりません。マンション販売価格に、広告費などが含まれていることが多いためです。仲介手数料がかからないという点だけを見れば、新築マンションのほうがお得感があるように思えるかもしれません。ただし、あくまで必要な費用が販売価格に含まれているだけであり、修繕積立金などは別途かかってきます。新築＝仲介手数料がなくてお得とは一概には言えないのです。

中古マンションは基本的に仲介手数料が必要

中古マンションを購入する場合、売主との間に不動産会社が入ることが一般的なため、仲介手数料がかかります。京区でマンション購入を考える際は、こういった仲介手数料の仕組みについても理解を深めたうえで、できるだけコストパフォーマンスの良い物件を選んでいきたいところです。中古マンションは安く購入できることが多いとはいえ、購入時には様々な費用がかかります。文京区で中古マンションの購入を検討しているのであれば、仲介手数料などの諸費用についても理解を深めておくことが重要となります。